受験を終えて、高校生としての時間を過ごしているあなたへ。
高校生の勉強、確かに中学生の勉強よりはるかに難しいと思う。
また、同じくらいのレベル感の生徒たちが集まっているものだから、受験勉強を頑張ってくれた、あなただからこそ、ツラいのだと思う。
みんな勉強をすることは嫌いだし、できれば、勉強せずにゲームや自分の好きなことをしておきたいもの。
人のせいにしたくなるときもあると思う。
それを愚痴っぽくいうこともあるだろう。
ただ、自分の心の中で他人のせいだということを本気にしたら、所詮そこまで。ということだと。
自分の周りで起こったことは例え、自分に原因がなくとも、自分の責任と思ったほうがいい。一旦そう受け止めるからこそ、普段気付かない改善点が見つかる。過去を後悔することが目的ではなく、同じ失敗を二度としないということが目的。
受験というものは、合格か不合格かといったことに囚われがちだが、もっとグラデーションのあるものだ。
色々な科目の勉強の中で、物の考え方、物事の捉え方を学んでいく。
また、私たちは流れの中に生かされている。多くの人に囲まれ、自分が頑張らなくてもいいと思っているかもしれないが、それは違う。
自分の毎日の行動によって変わっているのは自分だけではない。そこにいる家族、また、友達や仲間、多くの人の流れを止めることになるかもしれない。
私は自分の背中を見て、頑張ろうと思ってくれる人が一人でもいることが、一番嬉しい。自分のためではなく、周りの人のために努力するんだ。
そう。あなたが、流れを作るんだ。
あなたにならできるって、私は知っている。
「自分にはこれはできないかも・・・・」
「難しすぎる」
「こんなん無理。」
私はこのような言葉を意図的に使わないようにしている。
それは、そのネガティブな言葉を一番聞いているのが自分だから。
私は他人のためではなく、自分のためにネガティブな言葉は使わない。
「みんなにできるなら、私にもできるだろう。」
「とにかく、なんとかするわ」
「絶対合格するから」
あなたには、ポジティブな言葉を使って欲しい。
ネガティブな言葉を使う時は、今日だけは聞いてほしいというような時だけにしよう。
だって、大事なあなたが、その言葉に埋もれてしまうから。
ツラくなった時はいつでも連絡待ってるから。
大丈夫。
あなたは流れの中で生きている。いい流れを作ってほしい。
いい結果を求めているのではない。いい流れを見たいのだ。